僕らはSNSでモノを買うを読んで
Webマーケティングに興味があり個人的に勉強をしているのですが
「僕らはSNSでモノを買う」を読んでみました。
作者は「Ferret」というWebマーケティングに関するコンテンツを作成している株式会社ベーシック出身の飯髙 悠太さん。
「Ferret」
「Ferret」や「バズ部」「ウェブライダー」「Liskul」などのサイトはWebマーケティングに携わっている人なら聞いたことがあると思います。
今回の本はWebマーケティングのSNSマーケティングに特化した内容です。
ネット広告費がテレビの広告費をすでに抜いておりこれからの時代、SNSを使ってどうマーケティングをしていくかという話。
筆者によると中小企業や個人事業主が大企業と戦えるSNSマーケティングは今が一番面白い時代とのこと。
なぜならSNSの運用は資本が少なくても可能だからです。
SEO対策やリスティング広告は、どこの企業もすでにおこなってると思いますが、検索している人はすでに商品を知っており、興味がある人です。つまり潜在顧客に届かない。
また、広告はやはりお金のある大企業の方が有利です。
現代社会では、世の中の3分の2の人がSNSをきっかけにものを買ったりイベントに参加をしています。
直接的な売り上げにはつながることはあまりないですが情報はツイッターだったり、インスタで入手される方も多いと思います。
「UGC」
「ULSSAS」
「スモールストロングタイ」
「UGC」とはUser Generated Contentsの略で企業が発信する広告などではなくユーザーが自分の意思で投稿するコンテンツのこと。
ツイッター、インスタでの投稿などですね。
特にツイッターではリツイートができるので、良いもの、良いサービスは爆発的に広がります。
そして、クチコミ(UGC)が広がると、興味を持った人から企業名や商品名で検索されます。
具体名での検索はリスティング広告の入札競争には巻き込まれません。
また、成約する可能性も高く、売り上げが上がります。
また、企業の広告よりも一般の人の投稿の方が信頼性が高くシェアされやすいです。
「ULSSAS」とはUGC→Like→Search(SNSで検索)→Search(グーグル検索)→Action→Spreadの略。
UGCが絶対的に必要なため、マーケティング担当者はUGCが生まれやすい企画を考え、効果的に広げる方法を考える必要があります。
UGCが生まれない限り「ULSSAS」のサイクルは回りません。
「スモールストロングタイ」は小さくて強いつながりのこと。
何万人のフォロワーがいるインフルエンサーよりも、フォロワー数は少なくてもフォロワー同士の関係性が強いアカウントから作られる投稿(UGC)の方が信頼性も高い。
そのため、具体的にはフォロワー数30-300人台、1万ツイート以上のツイート数があるアカウントと相互関係を気づくことがおすすめされてます。
いろいろと書かれておりますが
結論としてSNSマーケティングがうまくいくかどうかは、まず前提として良いサービスや商品を提供することができるか、ユーザーが興味を持つ情報を提供できるかどうかです。
良いものを作りユーザーが気に入れば自然と良いクチコミが生まれ(UGC)、誰かがつぶやき、それを見た人が検索し、購入する。そしてまた、感想を投稿(UGC)。
そもそも商品やサービス(コンテンツ)が良くなければいくらSNSを含めた、マーケティングに力を入れても意味がない。でも情報過多でなかなか良いものは人に届きにくい時代なので良いもの、良い商品を作り、本当に必要としている人の元にSNSをうまくつかって届けましょうということです。