西原 理恵子さんのこの世でいちばん大事な「カネ」の話を読んで

 西原 理恵子さんのこの世でいちばん大事な「カネ」の話を読みました。

メモがわりにいいなと思ったフレーズを貼っておきます。

 

’’「貧しさ」は連鎖する。それと一緒に埋められない寂しさも連鎖する。ループを断ち切れないまま親と同じものを、次世代の子供たちも背負っていく。"

 

"人は、誰でも心に病気を抱えているんじゃないかな。傷ついたことのない子供なんて絶対いないからね。"

 

"家では朝からメロンやステーキが出てくることもあった。"

 

"何かをやり始めたとき、誰もが最初にぶち当たる壁は自分の実力を知らなきゃいけないってことだと思う。"

 

"最下位の人間には最下位の戦い方がある。"

 

"才能があるかどうかなんて、机の前でいくら考えたってわかるもんじゃないと思う。「才能がある」ってことは「それでちゃんとお金が稼げる」ってこと。「どうしたら夢がかなうか?」って考えると全部をあきらめてしまいそうになるけど「どうしたらそれで稼げるか?」って考えてみてごらん。そうすると必ず次の一手が見えてくるもんなんだよ。"

 

"どこかに、自分がしっくりくる世界がきっとある。もし、ないとしたら、自分でつくっちゃえばいい。働くっていうのは、つまり、そういうことでもあるんじゃないかな。"

 

"若いうちは、今がつらいと、すぐ「最悪」って思うだろうけど、最初っからうれしいことばかりの人ってすごくつまらなそうにしているでしょ。"

 

"人の気持ちと人の金だけはあてにするな。"

 

"「やりたいことが分からない」その問いに向き合うためには「カネ」という視点を持つのが、いちばん、シンプルに見えてくるもんがあるんじゃない。 "

 この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) 

 

 

幼少期からの壮絶な人生に圧倒されます。

苦労して、やってきた人だけあって自分の経験に基づいたリアルな「お金のこと」

「働くということ」についてよく書かれてました。

カネがないと生きていけないし、カネのせいで人ともめる。

一生懸命仕事してお金を稼いでいこうと思える本でした。