マレーシアの国民食ナシレマッ(nasi lemak)
世界にはその国々の国民食があります。
ナシレマッはマレーシアの国民食として国民の皆様から親しまれている料理の一つです。
ナシレマッ(nasi lemak)。ナシは米、レマッは油。訳すと「油ご飯」です。
ココナッツミルクで炊いたご飯と少し辛いサンバルソース、小魚、ピーナッツ、茹で卵とで食べる料理です。
サンバルソースは、インドネシアやマレーシアの料理に使われる辛味調味料の総称です。唐辛子、赤タマネギ、ニンニクで作られるその味わいはスイートなものから激辛のものまでお店によって異なります。
サンバルソースが味の決め手となるため、サンバルソースの味がそのお店のナシレマッの味です。
ココナッツミルクで炊いたご飯と聞くとイメージがつかず美味しくなさそうとイメージされるかもしれませんが少しココナッツの風味こそ感じるものの、少し甘い程度で言われなければココナッツミルクで炊いたご飯とは気づきません。
サンバルソースの辛さとほのかに甘いご飯の相性が抜群です。
午前中にはナシレマッ専門の屋台がいろいろなところにいますのでテイクアウトして家で食べたり職場で食べたり、お弁当としても食べられます。
鶏のから揚げ、コロッケなど自分好みのトッピングをして料金は100-300円(3-10RM)。
お店によって辛さは変わるものの、辛いのが基本なので辛い食べ物が苦手な人にはつらいかもしれません。韓国料理や辛い食べ物が好きな人にはおすすめです。
ほんとにお店によって味が変わるので色々な店を試してみることも面白いかと思います。